深夜に洗濯を強行した結果・・・(洪水伝説)
私が昔住んでいたアパートは、洗濯機を置く場所はあるんですが、洗濯パンも排水ホースを入れる排水口もありませんでした。
大して家賃も安くは無かったのですが、私もあまり時間が無く、不動産屋が提示してきた物件の中では比較的マシだった為、そこに決めたのでした。
あとゴメン。ちょうどいい画像なかった。あのアパートこんなにヒドくなかった。
排水は風呂に流せば良いんですよ(不動産屋談)
ニッコリ笑って言ったあのヤロウ人は、考えが浅い人に違いない。
あと当時の私。
前述の通り時間の無かった私はバタバタと引っ越し荷物をまとめ、引っ越しの日を迎えました。そこで引っ越し業者に初めて排水ホースが風呂まで届かないと言われた事や、延長ホースの存在を知らなくて業者にクスクス笑われたとか、買いに行ったらサイズが合うかどうかわからなくて一度戻ったとか色々ありますが割愛。
もっとカッチリ繋がって欲しかったんですけど、わりとユルいんですよ延長ホース。私は当時、洗濯って土日にまとめてやってたんですけど、何度かウッカリ蹴ったりしても、別に水漏れも無く意外に丈夫。
ガムテで巻く事も考えてたんですが、じゃばらのホースをピッタリ巻くのは私には難しく、特に問題もなかったせいもあって気を付けて生活する、という事に。
こういうの、問題解決能力の無い人が出す結論ですからね。
良い子はマネしないでね。
バシャバシャ
その日家に帰ると23時を回っていました。
いつものMMORPGにログイン、あーどうしよう洗濯する暇がなくてーと愚痴ると「他の部屋から物音聞こえるの?聞こえないなら大丈夫でしょ」と言われ、真夜中にもかかわらず洗濯を決行します。アホめ。
回し始めて10分ほど経った頃、バシャバシャと排水の音がします。風呂場に流してるので普段からこんな音がするのです。その事は別に不思議じゃない。
いつもと比べて音が妙に近い気もしますが、いつもは騒がしい土日の日中。今は静かな深夜。多分そのせいだろうと思い、MMOに興じてました。
何かいつもと違う。いつまで経ってもバシャバシャ音がする。音が妙に近い。そう思った直後、視界の隅に見慣れないものを捉えました。
波だ!波打ってる!Σ(゚д゚lll)
なんと風呂場に引き込んでいたホースが外れ、洗濯排水が全部床に広がってすぐそこまで迫っているではありませんか!(引っ張り過ぎ)
急いで排水ホースを風呂場に戻すべくダッシュします。が、そもそも3歩かそこらで届く距離、足元に広がってるのは洗剤入りの水です。
明らかにオーバースピード。しかも大股。+慌て過ぎ。
一歩目でカンタンに足を取られて、おシリからそれはそれは見事に両手両足を上げてバッシャーン!そのままツーーっと滑って壁までおシリからドーーン!少し遅れて波がザブーン!ぺっ!口に入った。ぶえ。
おシリから背中、後頭部までが一瞬でビショビショです。髪なんて酷い事に。一瞬何とも言えない惨めな気持ちが襲ってきますが、容赦なく流れる洗濯排水!
しょぼくれる時間もくれません。
早く何とかしないと!
ヒドイ有様ですが、取り急ぎ、排水ホースを風呂場に戻し、水深約2cmの排水をどうやって風呂場に流そうかコップを持ってうろうろします。プチパニックですよ。
最終的にちまちま雑巾に含ませて風呂場でギューって絞ってました。
最大の脅威!来襲!
雑巾を文字通り絞り上げる作業をしていると、「ピンポーン♪」と呼び鈴が。
誰だこの忙しい時に!
大体何時だと思ってるんだ!(23:20頃)こんな夜中に!(#゚Д゚)ゴルァ!!と思いつつ出ました。賢明な皆さんはわかりますよね?私のアホめ。
あのう・・・天井から水が落ちてくるんです(lll´・ω・`)
目の前にメガネですっぴんの女性が困って訴えて来ました。ヒィィィィ!!半ギレモードから一転です。100%間違いなく私が悪い。足元を洗剤の海に浸し、背中ビッショビショで半土下座状態。
「ももも申し訳ありません!すぐに!今すぐに何とかします!」と言うと
「お願いします(lll´・ω・`)」といって戻られました。何て良い人。怒鳴られると思った。
何回やれば気が済むの
そうだ!タオルケットだ!タオルケットとかバスタオルとかありったけのタオル地の布にこの広大な水を吸わせて洗濯機で脱水したら早くすむ!ヤバイ私天才!土壇場でなんてアイディアを思いつくの!?今は夏!季節までが私の味方!(それ以外が全部敵な気もしますが)
そして2回目の脱水の時、気付きます。
風呂場に戻しておいたホースがまた外れてるorz
床と洗濯機の間を循環するだけの排水。終わらネーだろこれorz
普段あんだけ蹴っても平気なクセにー。時間無いんだってー。
結局この方法でホースに注意しつつ何度目かで水は無くなり、後ろビッショビショで下の階の住人に謝罪に行きました。「概ね何とかしたんですが、水、どんなようすでしょうか?」ってね。
「ええ少し前から止まりました」と言ってくれましたが、ドアチェーン外してくれませんでした(ホロリ
背中とシリが冷たい。
戦い終えて
一応一段落すると、MMOPRGをやっていた事を思い出し、画面を見ると私の謎の絶叫(チャットで叫んでた)の後、ギルメンの心配の痕跡と「ごめんね明日仕事だから」の一言がログに残っており、キャラは死んでリボーンして街で突っ立ってました('A`)
ごめんよ皆。
ログ見るとあっちもパニくった模様。モニターそっ閉じ。
全部の後始末は深夜1時を回り、タオルというタオルが無いどころか、大慌ての中、布団まで水面に落っことし、いつの間にか下着肌着の類も全部排水を吸い取るのに使ってしまっておりました。なにしてんのorz
覚えておいででしょうか、私、今、後ろ半分ビッショビショですヽ(゚∀゚)ノ
我ながらヒドイ。
床ピッカピカになりましたよ。
この事で2年を待たず引越しを決意しました。