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無理なものは無理!

日々思った事を思ったままに。

ブラック企業の本当の温床は学校教育なんじゃないか

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何か色々と手を出し過ぎてブログが疎かに。困った。ちょっと今回推敲は後回しにして投下。

 

別にブラック企業でなくても日本という国民は根性論が大好きです。

目標必達の為には、朝は早くから、夜は遅くまで一心不乱。

届かなかった努力は評価されず、過程で1日でも休もうものなら根性が無いだの考えが甘いだのと誹られます。

こういった連帯意識の強制がいわゆる長時間残業、最悪の場合はサービス残業に繋がる訳ですが、少し不思議に思うことがあります。

 

人はいつから、目標に向かって長距離マラソンを全力疾走するような無茶苦茶を許容するようになるんでしょうか。

 

あ、生活の為に残業を歓迎する人は話が別です。

新卒で年収350万を超えるような子達が「残業(代)が無いとキツイ」と言ってますが、君ら給料の殆どが遊ぶ金で吹っ飛んでる今からそんなじゃこの先えらいこっちゃだぞ?

 私のようにお金が貰えるとしても残業なんか大嫌いな人間もいますし、要領良く立ち回った結果、サービス残業をする者もいれば、苦々しく思いながらも周囲に合わせる形でサービス残業をしている者もいて、当然と言えば当然ですが、時間外労働についての捉え方は様々です。

 

 ただ少なくとも私は、働く前から「1円にもならないのに拘束されるのは人道に反する」と考えてました。だって奴隷じゃないもんね。

 

これ、自分の中では変に徹底していて、例えば「親睦を深める」といって飲み会がある場合でも、滅多な事では参加しません。拘束される理由がわかんない。

頑張って深めなきゃいけない理由も無いし、頑張んなきゃいけないようなモン長続きする訳もないので。

それにどう考えても親睦を深めた結果、円滑になるのは仕事じゃなくて合間のバカ話でしょ?

飲み会やったばっかりに仕事が円滑に進んでないじゃん。

おっと話が逸れた。

 

先日、ある高校の部活動を追ったTV番組を見ました。

吹奏楽だったかな。色々しながら見てたんでうろ覚えですが、大きな大会に向けて全員一丸となり、一年生は好きな楽器を担当する為に必死になり、一見理不尽なさまざまな要求にも必死に応じます。

二年生は一年生からレギュラーを取られない為に練習しつつ指導もします。上級生だからレギュラーが確保されるような甘い世界じゃなかったように思います。

しかし、練習、指導に手を抜きません。全体のレベルを上げる為、厳しい叱咤激励が飛び交います。大会が近くになるにつれ要求されるレベルが高くなり、夜遅くなろうとも続けられます。

生徒らを指導する先生がまた厳しい人で、過去何度もこの部を全国優勝に導いた実績があります。この先生、部室にゴミが落ちていた、という理由で延々と何十分もお説教してました。そういう気の緩みがイカン、と。

そうして毎日毎日夜も遅くまで朝も昼も夜も練習に明け暮れますが、誰一人不平も不満も言いません。

 

別の日に、ある企業の実態を追った番組を見ました。

販売のお仕事です。こっちもうろ覚えですが、大きな売り上げ目標に向けて全員一丸となり、目標必達の為に頑張ろう!と会議で声を張り上げます。

正社員は夜となく昼となく業務をこなし、自分のキャパシティを完全にオーバーした作業量は、時にアルバイトにも及び、彼らも必死に業務をこなします。

インタビューでは「ウチでは店長、社員、アルバイトに差は無いですね。アルバイトの方も、頑張りに応じて正社員になれるチャンスがありますし」とにこやかに答える社員がいました。この場合の「差が無い」とは一体何を指しているのか聞いてみたいところです。

店長がまた厳しい人で、過去目標売上を落とした事が殆ど無い、現場叩き上げの実力者です。店内の汚れ見つけ、「そういう事が徹底できなくて売り上げが行くのか!」と忙しい中数十分に及ぶお説教が続いたそうです。

そうして毎日毎日、朝も早くから夜も遅くまで営業活動に明け暮れます。

 

・・・なんか似てるんですよね。

  • 練習時間  月200時間超
  • 時間外業務 月200時間超

大分印象が違うと思いますが、この両者の扱いを分けるものは何でしょうか。

 

部員たちは、一般的には誰の目にも明らかに「目標に向かって頑張る立派でまじめな子達」として映るでしょう。しかし、これが会社になった途端にブラック企業として紹介されます。

何言ってんだい好きな事してる子達とやむなく時間外業務をしてる人を比べられるもんじゃないだろ!という声が聞こえてきそうです。

まあわかります。

では、一方で映画を見るのが好きな人が100人いたとして月200時間見ろ、と言われたら全員が全員喜んでやるのでしょうか?スポーツだったら?読書は?旅行は?

 

そして何より、「ここに映っている社員や店長は、吹奏楽の部員と同じような経験をしてきているんじゃないのか?」と思ったら、日本が長時間業務を当たり前のように行っている事の原因を見たような気がしたのでした。

 

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